Jul.7.2013 東京散策 "Tokyo Taco Blues"

昨夜は屋形船のあと、横浜でカプセルホテルに泊まりました。いずれ良いホテルに泊まれるまでは臥薪嘗胆です。でもかなり快適でした。
今日は六本木にある国立新美術館に「Andreas Gursky」展を観に行きました。ドイツの現代写真家です。
予備知識なく観覧しましたが、圧倒されまくりでした。
歪みの無い広角で、被写界深度が深く直線とエッジを効かせた表現なので、CGのようにも見えます。画面いっぱいにあふれるように被写体が切り取られているため、中心がはっきりしない作品も多いです。
ほとんどの作品が2×3mほどの巨大サイズにプリントされていましたが、そのサイズでも近づいて確認が要るほど小さなものまで対象にされています。
僕は曼荼羅図を連想しましたが、「証券取引所」や「F1サーキット」など被写体の面白さと強い表現で、思わず驚きの声が出てしまいました。エネルギーをガツンと注入され、気合いが入りました!

次は日暮里へ。この辺りは谷中・根津・千駄木という古い下町の隣接したエリアで、坂が多く細い路地が入り組み独特の屋並みを作っています。お寺が多いため昔の雰囲気を残しています。10年前に住んでましたが、東京で一番好きな場所です。
小さな面白い店があちこちにあり、歩くだけで楽しいところです。その中で以前はなかった雑貨店を見つけ入りました。「暮らしの道具 谷中 松野屋」。
竹籠や琺瑯製品、ガラスや陶器の質実剛健なものをセレクトされていました。僕の器も合うのではないかと思い、厚かましく営業活動してきました。お店の方、突然でスミマセンでした。
その間にザーッと夕立が降り、雨上がりのお店の前の通りが良い感じでした。通称"夕焼けだんだん"という階段を登りきった場所にありました。

それから新宿で、夜行バスの発車までの時間を使って映画を観ていました。
「Lawless:欲望のバージニア」。
凄かったです。ストーリー自体は単純で、下手するとB級になりかねないものです。が他でも言われる通り俳優の演技力で、ものすごく奥行きのある映画になってます。俳優が登場人物と一体化してます!音楽も非常に良かったです。Nick Caveとクレジットされていましたが、あのBad Seedsのニック・ケイヴ?

てんこ盛りの二日間でした。再び夜行バスで京都への帰路につきました。

あちこち行ったので、コレ!
てつ100% "Tokyo Taco Blues"

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